絵 longtrip
自分の作品を置かせてもらっているお店の壁の空いたスペースに、ふとした流れで描いてみた絵。
そんなきっかけで絵を見てくれた友人に依頼をいただき、大きな絵を描かせてもらえることになりました。
子供の時の夢が絵描きさんだったことを思い出し、夢がかなったような感覚で4日間、ぶっ通しで描き続けました。
テーマは<青空、空、宙、ソラ、>
昔からちょこちょこと描いていた絵。1m×2mくらいの大きな絵を描くのは初めてで、描き上がった時には初めて味わうような感覚を体感することができました。感謝です!
ガラスを触ることも絵を描くことも、何をしているときにでも集中しているときには素晴らしい体験ができる事をあらためて実感しました。その時の感情や環境が、イメージと融合して、手先の技術と合わさり、目に見える形に変換されていき、形に残ります。
自分が制作に向かう根本的な理由と思いは、身の回りに起こることや森羅万象、全てが、宇宙という壮大な世界の現象であり、未知であり、進化し続けている普遍的な事自体が基本、基礎であるという思いです。そしてその宇宙感覚というのか、宇宙意識というのか、当たり前の波動を必要とする人、必要な人、はたまた自分自身が欲しているのかわかりませんが、感じ取って欲しいという事。
言葉にすると難しく、一気に冷めてしまうような、どうしようもない感覚がありますが、言ってしまうと「当たり前」のことです。そんな当たり前を思い出させてくれる作品作りを心がけています。
それを今の自分のすべき仕事として、支えてくれる全ての人に感謝です。